結論から言うと、席次は「決めるところ」と「決めないところ」を分けると楽になります。全席を割り当てようとすると調整が終わりません。目上の方の席と、進行に関わる人の席だけ決めて、残りは自由にするのが実務的です。
上座・下座の目安
一般には、入口から遠い側が上座、入口に近い側が下座とされます。眺めのよい席や、床の間のある和室ではその正面が上座になるなど、部屋の作りによっても変わります。
迷った時は、会場のスタッフに「どちらが上座になりますか」と聞くのが早いです。部屋ごとの慣習を把握しています。
決めるのは3つの席だけ
主賓・最上位の方の席、乾杯や挨拶をする方の席、そして幹事の席。この3つが決まっていれば、進行は回ります。幹事は出入口に近い側に座ると、遅れて来た人の対応がしやすくなります。
送別会や歓迎会では、主役の席を全員から見える位置にします。壁を背にすると写真も撮りやすくなります。
貸切・立食では考え方が変わる
立食では席の概念が薄くなるぶん、主役や主賓が孤立しないよう、話しかけやすい位置に立ってもらう配慮の方が効きます。料理台の正面は人が滞留するので避けます。
複数のテーブルに分かれる場合は、部署や年次が固まりすぎないよう、幹事が最初の配置だけ決めておくと会話が広がります。
気にしすぎない線引き
社内の気楽な会では、席次にこだわるより、飲み物が行き渡っているか、話し相手がいない人がいないかを見る方が満足度に効きます。
一方で、来賓や取引先が入る会では席次の配慮が礼儀として見られます。会の性格で切り替えるのが現実的です。
よくある質問
円卓の場合はどう考えますか?
入口から最も遠い席を上座とし、そこから左右交互に上位の方が座るのが一般的です。
席札は用意すべきですか?
人数が多い会や、来賓がいる会では用意すると迷いが減ります。少人数の気楽な会では不要なことが多いです。
主役はどこに座ってもらいますか?
全員から見えて、写真に収まりやすい位置が扱いやすいです。壁側を背にすると撮影もしやすくなります。
