結論から言うと、挨拶は「誰に頼むか」より「何分でお願いしますと先に伝えるか」で進行が決まります。順番の型は決まっているので、そこに時間の約束を足すだけで、当日の押し込みはほぼ防げます。
基本の順番と、それぞれの役割
開会の挨拶(幹事)→ はじめの挨拶(最上位の方)→ 乾杯(次席の方)という流れが一般的です。終盤は、中締め(区切りをつけて帰りやすくする)→ 締めの挨拶、と役割が分かれます。
中締めは「ここから先は自由に」という合図です。二次会がある会や、終電が気になる会では、中締めを入れておくと参加者が動きやすくなります。
依頼するときに伝える3点
「いつ(開始何分後か)」「何分で」「どんな趣旨の会か」の3点を、依頼の時点で伝えます。持ち時間を伝えないと、良かれと思って長く話してくださることがあります。
当日いきなりの指名は避けます。断りづらい立場の方ほど負担が大きく、内容も準備できません。
乾杯の前に長い話を置かない
乾杯前は全員が立ってグラスを持って待っています。ここが長引くと、料理も飲み物も止まります。長めの話は乾杯後、着席してからに回してもらうよう、進行の順番で調整します。
飲み物が全員に行き渡ったかを確認してから始めます。空のグラスで乾杯を迎える人が出ないよう、配り終わりの合図を店側と決めておくとスムーズです。
進行が押した時の削り方
押した時に削るのは、余興ではなく「幹事の説明」です。案内は紙や画面で配れる形にしておき、口頭の説明を短くできるようにしておきます。
締めの挨拶だけは削りません。終わりの合図が無いと、帰るタイミングが分からず会が間延びします。
よくある質問
挨拶は何人までが適切ですか?
人数が増えるほど時間が押します。会の長さから逆算して、依頼時に持ち時間を伝えておくと安定します。
中締めと締めの違いは何ですか?
中締めは会を一区切りする合図、締めは解散の合図です。二次会がある会では中締めを入れておくと動きやすくなります。
挨拶を辞退されたらどうしますか?
無理に頼まず、次席の方や幹事が代わりを務めます。趣旨と持ち時間を先に伝えると受けてもらいやすくなります。
